Digitization of dentistry
2019.02.02
こんにちは!
いつもDrs.Kaku's officeのBlogをご覧いただきありがとうございます
2019年がスタートしたばかりだと思っていたら
あっという間に2月に突入しましたね
振り返ってみると1月は診療以外に
初めてのiTeroセミナーやMAOセミナーがあったり
怒涛の一ヶ月だったと思います!
以前、Blogでもその模様をご紹介しましたが
officeに5台のiTero elementが集結した姿は
近未来感を感じました
今現在も歯科のデジタル化は様々な部分で進んでいます
今回は皆さんが直接触れることがないにもかかわらず
実は多くの患者様を "助けてくれている" 最新マシンをご紹介します
それが、こちらです
その名も " 3Dプリンター " です
invisalign治療でお馴染みのiTero elementで口腔内をスキャンし
そのデータを3D模型化する機械です!
それぞれのofficeに異なる2台のプリンターがあり
昨年の春頃代々木上原オフィスに、
続いて秋頃広尾オフィスにやってまいりました!
3Dプリントの場合、普通の印刷と違って
できあがる模型の形を1つ1つ調整したり
材料のセッティングや乾燥といった工程を踏むので
とてもデリケートな機器なのです
そんな3Dプリンターのあれこれの全てを
DH NatsusmiさんとDT Kiyoさんが担当してくださっています
プリンターの設置やソフトウェアの設定、プリンターのお手入れから模型のプリントまで
全てを網羅し操作してくださっています
この3Dプリンターでは、主にリテーナーや矯正装置作製用の模型を作り
その模型から作られたリテーナーや矯正装置が皆様の元へ届けられます!
では、何が皆様を助けてくれているのかというと、、、
ピンクの粘土で歯型を取る、アレがないことです!!
あの型取りが必要ないというのが皆様にとって一番嬉しいことだと思います!
経験された方も多くいらっしゃると思いますが、歯型を取る作業は
口に粘土を突っ込んだ状態で数十秒~数分間待たなくてはいけません
息がしずらく、嘔吐反射が強い方は特に苦しい時間だと思います
ですが、3Dプリンターでは型取りの代わりに
口腔内スキャナーでスキャンをするだけでよいのです!
スキャニングは動画撮影のような感覚で
粘土の型取りよりはるかに患者様の負担を軽減できます
実際に、患者様にアレはしないとお伝えすると皆様喜ばれます
そんな影の仕事人 "3Dプリンター" で
模型ができるまでをお見せします!!
⬇︎こちらは広尾officeのプリンター⬇︎
何もない状態からせっせとアームが行き来して
レジンのような材料を盛って3D模型が完成します
⬇︎次は代々木上原officeのプリンター⬇︎
代々木上原オフィスのプリンターは
上のトレーが上下する仕組みで
下の液体が徐々に歯の形に固められて写真のように出来上がります
なかなか写真だけではお伝えできないのが惜しいですが
Staffもその様子に興味津々で仕事の合間に覗く姿が度々目撃されます!
John先生も例外ではありません
代々木上原オフィスは目に届く場所に設置されているので
皆様もご来院の際、是非覗いてみて下さい
DH Yuka